大道芸人　フーミンのあれこれ

「白馬の王子さまなんていない。三分間の救世主だっていないよ」ｂｙ　plenty　好きな歌です。

そんなこと解っているんです。

子どもも小学生ぐらいになると着ぐるみの中に人が入っていることに気づく。ぼくだって大人だから解ってる。

子どももバカじゃないから、子ども向けの歌を子ども向けとして歌ったってつまらない顔をする。

だから、ぼくは、大人として、「いないよ」って解った上で、そういうものになりたいのです。



夢だってみんな叶うわけじゃないし、そういうことを解った上で、そういうものになりたいのです。

そう、この方のように。



ライダーマンは、悲しいかな仮面ライダーではなくて人なので、ものすごく弱い。バイクだって普通のバイク。なので、死ぬときまで仮面ライダーとして認めてもらえなかった。人間だもの。

でも、そういうちゃんとした現実的な設定が、大人になって素晴らしいなと思う。

確かに、夢を語ることは素晴らしい。小さい子が「夢も希望もない」なんて言っている世界は多分つまらない。

だからこそ、子どもだましにならないように。

大人は大人でありたいのです。

子どもにとって、がんばるお父さんお母さんは、かっこいいのです。
  

NHK教育が大好きです。

「できるかな」の前は「なにしてあそぼう」というタイトル。素敵なタイトルです。元は退屈しているゴンタくんにノッポさんが身近なもので遊びを提案するのだったらしい。

凄いのは、時々ゴンタくんが、そこから発展させてさらに凄いものを作るんだね。

それは、今の、「つくってワクワク」にも受け継がれて、ゴロリは、ワクワクさんに教わりながらつくるが、ゲームではいつもワクワクさんに勝つし、時にはワクワクさんの先を行く発想を生み出すこともある。

で、この子。



一昨年の仮面行列という仮面を作って街を歩こうというイベントで、ワンマンバンドで、先導として参加させてもらったのだが、この子は仮面じゃなくて、野球のヘルメットを作った！！

時に子どもは大人の想像を超える。

ぼくも、そんなきっかけにでもなれればいいと思っているのです。

だから、「できるかな」から始まる、大きな可能性を思っているのです。
  

「できるかも」

これ、ぼくにとって重要なテーマである。見た人に、見たこどもに、「できるかも」と思わせる。

ぼくのワンマンバンドセットは、ドラムセット以外、ホームセンター、おもちゃ屋、１００円ショップで作ることができる。

こどものころ、ぼくは、テレビを壊したり、ラジオを分解したり、掃除機を分解したり、そういうことが大好きなこどもだった。

「できるかも」があふれていた気がするのです。

簡単に出来るかもしれないが、やってみたら奥深い（結構きついし、実際は難しいのです）。

そんな感じ。

話は変わりますが、ぼくは「キテレツ大百科」が大好きなのです。あれ、身の回りのものを使って発明品を作るんです。昔はなんか作れそうな気がしました。絶対身の回りのものじゃ作れないですけど。

で、よく考えると「ブタゴリラ」って凄いあだ名ですね。



  

昨日はななこがで「てらおん」でした。

雨の中、ありがとうございます。毎回これぐらい来てくれるといいなぁ。

ななこがでギターだけを弾く時は、いかにいい響きの音で弾くかということを考えていて、ワンマンバンドするときのイメージはでっかいおもちゃがドンチャカ鳴っている音です。対照的だなぁ。

だから、お寺の響きは素晴らしいので、毎回気持いいのです。

コードの押さえ方や、右手のタッチ。気をつけるようになってから、弦を切らなくなり、一年半変えてない。

新しい弦になれるのにも時間かかるだろうし、変え時が気になってます。

その点、ワンマンバンドは何も考えていません。対照的だなぁ。

沢山の楽器を同時に演奏するのも大変だが、一つの楽器を弾くのも奥深いものです。
  

昔、諸富のハッピーツリーというお店で見つけて気にいってしまい、ぼくのギターの先につけていたらいつの間にか、子どもの間でぼくより人気者になっている黄色い鳥。



いつも間にか子どもから「ぴーちゃん」と呼ばれるようになり。

ずっと気になっていたので、ぴーちゃんの情報を調べていたら、なんと色違いの青い鳥がいた。primarydesignさんというデザインをされているところのブログで発見。
http://primarydesign.jimdo.com/note/note3/

ずうずうしくも思わず、メールをしてしまったのですが、丁寧にご返事まで頂きました。ありがとうございます。

ぴーちゃんの情報引き続き探しています。

ぼくも、こういう芸をしていて、20年後、30年後、佐賀にドラム背負った変な人いなかったっけ？というような、何処かで誰かの話の種にでもなり、そこで笑ってでも、もらえるなら幸せだと思う。

何処かで誰かのほんのささいなもの。ぼくはそうなりたい。

そして、明日はてらおんです。おいでやす！！



■2011年6月25(土) 16:30開場17:00開演　
「第58回てらおん」
場　所：願正寺　本堂（佐賀市呉服元町６−５・「こどもの本屋ピピン」北）
入場料：３００円（当日受付でお支払いください）
出演
○アンサンブル ヴェルデ（マンドリン）
今回ご出演いただく「アンサンブルヴェルデ」さんは複数のマンドリンで素敵なハーモニーを奏でるグループ。マンドリンという楽器をご存知ですか？繊細な音色が美しい弦楽器です。一言にマンドリンといっても大きさも音色もさまざまで、よく耳にするあの歌も、なんだかいつもと違った雰囲気に感じられますよ！
メンバーからのメッセージ「結成１年半、メンバーも少し増えました。マンドリンの美しい音色をお楽しみ下さい。」
○ゆんける～ず
先日のてらおんでも素敵な歌声をきかせてくれた長崎のかまおさん再び！今回は新しく結成されたバンド「ゆんける～ず」で登場。三線やピアノなど、前回とはまた一味違ったライブを聴かせてくれるでしょう。ベースには私の大好きな「ThreeGlasses」の田中さんが！こちらも期待大。
○ななこが（沖縄三線＆ギター）
三線・唄：ほかおななこ　ギター：こがかずふみ
てらおんでは毎回御馴染み、ななこが。沖縄の唄、大好きな唄、ななこがの唄…さまざまな音楽をちょっぴり味付けした「ななこがワールド」でお届けします。
○毎回恒例、願正寺・熊谷住職の法話
毎回様々なテーマでお送りしている住職のお話。
お問い合わせ　ホカオ
080-3225-3053

がんばるぞ！！